私は今まで近所(道路族?)に対するリアルな声を2人の人から聞いた事があります。
1人はダンナのいとこのTさん。
我が家から徒歩2分くらいの場所にTさんは住んでいます。(所属している自治会は違いますが)
偶然近くに住んでいるのを家を建てた後で知りました。
入居後にダンナと一緒にTさん宅へ挨拶に行った事があります。
話をしたのは10分程度だったと思うんですが、その時にTさんが
「しばらく近所の子供たちがうるさいと思うよ。今でもたまにうるさいけど・・・」
と言っていました。
後から思い出すと
「もしかしたらTさんも私のようにずっと道路族に悩んでいたのかな?」
と思いました。
Tさんが住んでいる所は約10年前に出来た約30~40軒程の分譲地です。
Tさんの近所を見渡してみると、家の敷地内にバスケットゴールを設置している家が何軒かあり、中学生くらいの男の子2人がバスケットをしている姿をよく見かけます。
「今は男の子2人だけだけど、何年も前は人数も多くて道路でボール遊びとかしてたのかな」
なんて想像してしまいました。
2人目は義姉です。義姉は県外の新興住宅地に住んでいます。
義姉は
「近所がみんな遊んでいるから仕事が終わってから家に帰りにくかった」
「仕事をしていると『遅くまで子供をほったらかして』ってなるしね」
と言っていました。
詳しい話は聞きませんでしたが義姉も近所で色々辛い事があったのかな、と思いました。
「その内『この人には逆らったらいけない』っていう人が分かるよ」
とアドバイス(?)をもらいましたが、新興住宅地は全国どこでもボス的存在がいるんだなぁと思わず苦笑してしまいました。
この家に住むまで私は「ボスママ」なんてドラマの世界の話だと本気で思っていたんですが、住み始めてすぐに隣人の事を「ひょっとしてこの人ボスママ?」と思いました。
なぜならボスママの周りにはいつも取り巻きママたちが次から次へと集まって来るから。
この家に入居し始めの頃、近所ママたちが代わる代わるボスママに一生懸命話しかけているシーンが未だに脳裏に焼き付いています。
近所の人にあまり関心のないダンナでさえ、この家に入居して2~3週間後には隣のボスママの事を
「〇〇さんってボスママっぽいね」
と見抜いていました。
ボスママって自らがなるんじゃなくて周りが作り出すんですよね。
ボスママは今でもちょくちょく誰かと井戸端していますが、前のように集団でする事はほとんどなくなってきたので昔に比べれば天国です。
車で出かける様子もほとんどなく、夕方は庭いじりと井戸端会議。
「暇なんだなぁ~。井戸端くらいしかする事ないんだろうな」
と思いながらいつもボス宅前を通り過ぎています。