この家に住み始めて4年目になりました。
未だにこの家が自分の家だという実感があまりありません。
自分の家が心から落ち着ける場所になっていないからだと思います。
入居して最初の1~2年目は毎日のように道路族&道路遊びのグチをダンナに聞いてもらっていました。
入居当初、我が家の物を壊したくせにその後も平気で道路でボールやフリスビー、スケボーで遊びまくる道路族たち。
毎日仕事から帰って来る度にイライラして動悸もひどくてものすごいストレスでした。
毎日その日の道路族達の様子をダンナに話し、最後には泣いてしまう・・・。
そんな毎日でした。
去年は一番最悪でした。
道路族に物を壊され(2回目)、それを指摘して以降道路族ボスの態度が豹変。
近所から孤立させられるんじゃないかとますます精神を病み、体がズシンと重く自分だけ重力が増したような感覚が続きました。
息子を出産して間もないボロボロの身体にムチ打つような出来事でした。
それからも毎日イライラし、泣き、道路族に会うと以前よりさらに動悸が酷くなり、ある日ふっと疲れてしまって1週間程子供たちを連れて家を離れ、実家に帰った事もあります。
その後は道路族以外の近所の人たちと話す機会があり、近所からの孤立感は少し薄れました。
物を壊されてから月日が経ち、道路族に対する憎しみも薄れてきました。
まだ時折イライラする事はありますが、当時に比べるとだいぶマシになりました。
物を壊されてから開き直れた事
物を壊されてから道路族たちと険悪になりましたが、物を壊された事も悪い事ばかりじゃなかったのかなとさえ今では思えます。
なぜなら道路族たちの性格の悪さがハッキリと見えたから。
物を壊され、それを指摘し、相手から睨まれたり無視されたり疎まれたりしましたが、そんな態度を取られた事で
「こんな最低な人たちに心病むことないんだ」
と開き直れた自分がいます。
それまでは
「近所の人なんだから我慢しよう」
「仲良くしなきゃ」
「笑顔作らなきゃ」
と思って頑張っていましたが、トラブル以降は
「こんな非常識な人に我慢する事ないんだ」
と思うようになりました。
非常識な人には無理して笑顔を向ける必要はない。
あからさまに無視はしないけれど、無理して挨拶する必要もない。
そう思う事で以前よりも気持ちが楽になりました。
「非常識な人なんだから挨拶が返って来なくても別にいいや」
と思う事もできるようになったので、挨拶が返ってこなくても前みたいにイライラを引きずる事もなくなりました。
「こんにちわ~」
と挨拶しながら相手の顔を見るのもそこそこにさっと通り過ぎたり家に入る事もあります。
道路族と仲良くする必要はないし、逆にイライラして嫌い続ける必要もない。
道路族に関心を持たずに、自分が出来るだけ心穏やかに過ごせる方法を考える。
それが一番だなと最近思っています。
また以前のように道路族が騒ぐ時間帯を徹底的に避けるようになったので振り出しに戻った感じですが、気持ちは入居当初とは随分変わりました。
ダンナにグチを言う事も少なくなりました。
今年も道路族と何かあればグチは言うと思うし、イライラしてしまう事も相変わらずあるとは思うけれど、泣くのはもう止めていかなきゃな、と思っています。
少しずつ、前進して行きたいです。