子供が通っている保育園から毎月お便りが配布されるんですが、昨日のお便りにこんな事が書かれていました。
・園内は5キロ以下で走行してください。
・駐車場内を歩く際は必ず子どもの手を握りましょう。目を離さないようにし下さい。
・保護者同士の駐車場での立ち話は子どもが駐車場内で遊び始めてしまうことが多く大変危険です。また、ほかの方の迷惑にもなりますので止めましょう。
下線(アンダーライン)もお便りの原文の通りです。
保育園の先生たちが相談して書いたのか、保護者からクレームが入ったのかは分かりませんが、こんな注意書きが書かれてありました。
思わず「駐車場」の部分を「道路」「我が家の駐車場」に書き換えて近所の道路族たちに見せてやりたいと思いましたが。
保護者の立ち話に関する注意書きは娘が入園してから初めての事です。
「駐車場では気を付けて下さい」「子供と手を繋いでください」というのは今まで書かれていた事が何度かありましたが、保護者の井戸端会議について書かれていたのは今回が初めてです。
私の子供たちが通っている保育園は数年前に移転しました。
移転する前はとても狭い駐車場で車の入れ替わりも激しかったので、駐車場で井戸端会議をする母親の姿を見る事はありませんでした。
ですが園が移転してからとても広い駐車場になりました。
その事が返って駐車場での井戸端会議を増やす事になってしまい、「危険」「迷惑」だと感じる人がいたのでしょう。
園内で井戸端会議をして中庭で子供たちを遊ばせるのは別に構いません。
ですが駐車場で井戸端会議して子供が駐車場で走り回ったりしてしまうとお迎えにくる人たちの迷惑になるのは当たり前です。
特に夕方5時半~6時はお迎えのピークの時間なので駐車場は混雑します。
このピークの時間帯に限って駐車場で井戸端会議をするママたちがいるんですよね。
事故が起こってからでは遅い
幼稚園か保育園か忘れましたが、実際に駐車場で車と子供が接触して子供が亡くなってしまったという事故がありましたよね。
その時がどんな状況だったかは分かりません。井戸端会議をしておらず、たまたま子供がタタターッと駆け出してしまって偶然車と接触してしまった、というケースもあると思います。
ですが、井戸端会議をしながら子供を放置している人たちはそういう危険な状況に自ら我が子を晒しているも同然です。
「別に大丈夫だろう」「まさかうちは事故に遭ったりしないだろう」
そういう考えが自分の子供の命を奪ってしまう事にもなりかねません。
私の職場の男性社員は現場作業のため、事故やケガをしないように作業前にしっかりと確認をしなければいけないのですが、その事を「KY(危険予知)」と呼んでいます。
職場ではこんな風に徹底したKYが行われますが、場所をわきまえずに井戸端会議する人たちは当然そんな事をしないですし、そもそも危険予知なんて考えた事すらないと思います。
私は「道路や駐車場で井戸端会議しても子供を遊ばせても平気なKY(空気読めない)な人はKY(危険予知)も出来ないんだな」と思っています。
近所の道路遊びをしていた子供が事故にあったという話も聞きます。
「あの時道路で遊ばせていなければ良かった・・・」
「あの時道路で井戸端会議しなければ子供が遊ぶ事もなかった・・・」
事故があってから悔やんでも後の祭り。
ですがそういう先の想像が出来ない人・今自分たちさえ良ければどうでもいいと思っている人たちはこの先も改心する事なく、人に迷惑をかけ続け、我が子を危険にさらし続けるのでしょう。