毎日我が家の前の道路で集団になって繰り広げられる道路遊びと井戸端会議に嫌気がさし、ストレスで動悸がして精神的に病んでしまった私。
我が家の物を壊された事をきっかけに我が家の前での道路遊びは以前に比べたら少しはマシになりました。
といっても遊ぶ場所が我が家の2軒先に移動しただけですが。
道路族達は道路でしか生きられないようです。
土日は我が家前で道路族旦那が近所の子供たち大勢を道路に並ばせ、相変わらずサッカーしたりキャッチボールをしています。
我が家の物を壊したのにそれでもまだ同じ場所で同じ事を繰り返しています。
道路遊びにそこまで関心のなかったダンナもその光景を見て
「や~、うちのもの壊したのにまだ同じ場所でボール遊びするってさすがに俺も胸がモヤモヤしてきたわ。」
「うちが嫌がってるって分かったら普通はせんやろ。あの旦那イッちゃってるわ」
と言っていました。
我が家の場合はボールで物を壊されたんですが、親がその場にいたにも関わらず知らんぷりで遊び続けたので頭にきて直接言いに行きました。
といってもすごくやんわりとですが。
いくら物を壊されたからといって近所に強い態度でクレームを言える性格ではないので・・・。
でもやんわりと言ったことで返ってなめられてしまったのか、次の日から睨みつけたり無視されるようになりました。
今となってはやんわりとじゃなくて強く毅然とした態度で言いに行けば良かったと思っています。
非常識な人間には遠慮する事なかったなと。
「人んちの前で飛び道具使って遊びまくって非常識だな」
とは思っていましたが、いくら非常識でも話せば話が通じる相手だと思っていました。
そんな自分の考えがいかに甘かったかよく分かりました。
道路族達って決して見た目から異常な訳ではないです。
トラブルがなければ、こちらが我慢してクレームを言わず大人しくしていれば、ごく普通の態度で挨拶してきますし見た目も普通です。
なので「話せば分かるだろう」と安易に考えていました。
「まさか我が家の隣人はそこまで非常識な人間じゃないだろう」
なんて甘い考えで注意したらダメなんだという事がよく分かりました。
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トラブル直後は精神的にどん底

そんな感じで冷たい態度をとられるようになったので私の精神状態はどん底でした。
トラブルがあって1年経った今でこそストレスはだいぶ軽減しましたが、道路族とトラブルがあった直後は極度のストレス状態でした。
まだ息子を出産してまもない頃でただでさえ体調が良くなかったのに、その上近所のストレスで身も心もボロボロでした。
私は息子を出産してからしばらく自律神経失調症になってしまい、毎日動悸と息苦しさが続いていました。
安定剤や抗うつ剤などの薬を飲もうにも授乳中なので頻繁に飲む訳にいかず、産婦人科の先生にも薬を処方する事を躊躇されましたが、自力ではどうしようもない状態でした。
授乳中でもたまになら飲める抗うつ薬を処方してもらい、息が止まりそうで限界な時にだけ薬を飲んでいました。
道路族とトラブルになったのは産後のそんなひどい体調の時でした。
トラブル以降、動悸と息苦しさは益々ひどくなりました。
トラブルがあった直後、普段通っている鍼灸院の先生に体の状態を診てもらっている時に
「最近何かストレスがありましたか?」
と聞かれる程でした。
私の体の状態がいつもと違うのが診ていて分かったらしいです。
「ちょっと近所で色々あって・・・」
というと
「そうですか、よっぽどひどいストレスだったんですね・・・」
と言われました。
近所とそんな状態でも、娘はもちろん近所の事はよく分かっていません。
息子を出産してまだ車が運転出来ず、保育園の後は家にいる事が多かったんですが、娘は夕方外へ出たがりました。
娘はお散歩に行くのが大好きだったので、保育園から帰ると毎日のように
「お散歩に行きたい」
と言っていました。
近所の人に会いたくもないので本当は夕方外に出るのはとてつもなく嫌だったんですが仕方なく散歩に出かけていました。
「逆恨みされているから私これから近所で孤立させられるんだろうか」
と考え込み、体の重力が増したようにズシンと重たくだるい状態で娘と散歩したのを覚えています。
散歩をしていると道路族の子供が玄関をガチャッと開けて出てきた事があったんですが、母親が私に気づいたのか
「外に出ちゃダメ!!」
と子供に言っているのが聞こえた時は気持ちがますますズシンとしました。
そういう態度をとられると
「道路族たちが我が家の事を色々言っているんだろうな」
とあからさまに分かってしまい、重たい体がますますズシンと重たくなりました。
トラブルの後は近所から孤立するのか
我が家の近所は道路族じゃないお宅も結構あるので「孤立」とまではいかなかったですが、道路族とは全員気まずくなりました。
我が家の両隣やその周辺の家はほとんど道路族のお宅なので本当に窮屈で憂鬱でたまりませんでした。
気まずいだけならまだ良いんですが、一部の人たちには無視されたり睨まれたりしました。
こういう時に人の本性って出ますね。
道路族は 同じ道路族の側につくので、被害者(物を壊された方)に同情したりはしません。
性格が悪い道路族は子供の態度まで変わります。
以前は私に話しかけてきていた道路族の子供がトラブル後はこちらが「バイバイ」と手を振ってもじっと真顔で睨まれ(?)プイッと顔を背けて家へ入っていかれた事もあります。
多分親が子供の前で我が家の悪口を言っているのを聞いて我が家を敵視しているんだろうと思いますが、親が親なら子も子だなぁと思います。
まともな人(?)は
「人んちのものを壊してしまった」
「ここで遊んだら迷惑になる」
と思うのか、申し訳なさそうな態度をされたり、気を遣って子供を遊ばせたりされているのが伝わってきます。(約2名だけですが)
ただ基本的に道路族は人んちの前で子供を遊ばせても井戸端会議しても物を壊しても平気な無神経な人が多いので、気まずそうな顔をする人は少数派です。
あとの人は気まずいというよりは「冷ややか」というか「素っ気ない」というか、私にはそんな感じに見えます。
ですので近所の人の性格にもよりますが、注意すれば孤立まではいかなかったとしても近所とは確実に気まずくなります。
円満に解決してその後も後腐れなくというのは近所とはものすごく難しい事なんだと痛感しました。
道路遊びと井戸端会議はこれからも続くと思いますが、あと3年すれば中学生になる子供が結構いるので平日はちょっと静かになるのかなと少し期待しています。
「あと3年、あと3年。」毎日呪文のように唱えながら過ごしています。
※ここに住み始めて4年経った今では「近所から孤立するんじゃないか」と苦しんだ時期が遠い昔の事のように感じます。
無視したり睨んでくるような人たちとは例え仲良くしていたとしてもどっちみち長い付き合いにはならなかったと思いますし、今では「深く関わらなくて本当によかった」と心底思っています。