ついさっきフィギュア国別対抗戦の羽生結弦選手のショートの演技を見ました。
ショートの演技を見てなぜか浅田真央選手のソチ五輪のショートとかぶってしまいました・・・。
織田信成くんも同じような事を言っていたけど、冒頭の4ループは「跳んでやるぞ」という気迫を超えて「絶対に跳んでやる」という慎重さや緊張があったのかな・・・と感じました。
次の4サルコウー3ループは4サルコウは着氷した瞬間「跳べたっ!」って思ったんですがバランスを崩してしまいましたね。。
世界選手権が終わってから約20日後という中途半端な時期に開催された国別対抗戦。
ピーキングが難しかったんじゃないでしょうか。
終わった後の羽生選手の深刻そうな顔。見ていて切なかったです。
「そんなに落ち込まなくてもいいよ」と背中をさすってあげたくなるような表情でした。
演技後のインタビューでは「プレッシャー」「(みんなの)期待」という言葉を発していましたが、ここ最近の羽生選手からはこういった言葉がよく聞かれるようになったなと思います。
「若手選手の勢いが怖い」という事も言っていますよね。
「チーム・ブライアン」の中では若手の勢いは怖いとは思わない、むしろもっと自分が進化したいと思えるというような事をインタビューで言っていましたが、ソチ五輪の後と今では気持ちも変わってきているはず。
ソチ五輪は勢いで攻めていけたと思いますが、今度の平昌五輪は追われる立場。
羽生選手は「まだまだ追いかける背中はたくさんある」と言ってましたが、そうは言っても世界一の実力を持っている事は間違いない訳で、マスコミやファンの期待は22歳の青年にとってはプレッシャーにもなりますよね・・・。
羽生選手はどの試合でもコンスタントに結果を残すので「今回も良い演技をしてくれるだろう」と期待してしまいます。
でもやっぱりまだたった22歳の青年。
浅田真央選手もそうでしたが、私のような凡人には到底理解できない重圧と戦っているんだろうなと思います。
明日のフリーの演技もテレビの前でしっかり応援しようと思います。